首里城(那覇市)の正殿などが焼失した火災を受け、名古屋市は28日、防火対策のため、昨年6月に完成した名古屋城本丸御殿と、木造復元を目指す新天守閣にそれぞれ、スプリンクラーを設置する方針を明らかにした。市議会で名古屋城の防火対策に関する市議の質問に答えた。

 市によると、新天守閣は、スプリンクラー約800個を設置する計画で進めてきた。姫路城(兵庫県姫路市)の防火対策などを参考に、火災の検知から放水までの時間が短い装置を使用するという。

 本丸御殿は火災報知機や消火器などの設備はあるが、消防法の設置基準に該当しないことなどで、スプリンクラーは設置されなかった。