与野党は28日、商業捕鯨が7月に31年ぶりに再開されたことを受け、支援を強化するため調査捕鯨に関する法律の改正案を議員立法で参院に提出した。政府が捕鯨の円滑な実施のための船舶や乗組員の確保や、食文化の継承に向けて取り組むことを規定。反捕鯨団体の妨害への対応を支援することも盛り込み、今国会中の成立を目指す。

 改正案では、法律の目的を「安定的な鯨類調査の実施」から「持続的な利用の確保」に変更。違法に捕獲された鯨類の流通を防ぐため、政府が必要な措置を講じることも定める。

 改正案は超党派の議員がまとめ、28日の参院農林水産委員会で国会提出が全会一致で決まった。