奈良県警は28日、同県橿原市のアパート火災で見つかった焼死体は住人ではなく、同県桜井市、職業不詳山岡直樹さん(28)と確認したと発表した。首に刺し傷があり、殺人と現住建造物等放火事件の可能性が高いとみて橿原署に捜査本部を設置した。

 捜査関係者によると、アパートの駐車場に止めてあった車のトランク付近に血痕がついており、DNA型鑑定して事件との関連を調べる。桜井市の路上では山岡さんの血痕が見つかった。

 捜査本部によると、山岡さんの遺体は2階の204号室で見つかった。首の傷は致命傷ではなく、遺体の気道内にはすすが付着しており、出火時には生きていたとみられる。