河野太郎防衛相が12月中旬に中国・北京を訪問し、魏鳳和国務委員兼国防相と会談する方向で調整に入った。複数の日本政府関係者が28日、明らかにした。実現すれば、防衛相の訪中は2009年3月の浜田靖一氏以来、10年ぶりとなる。

 河野氏が訪中することで、年末の安倍晋三首相の訪中や、来年春の習近平国家主席の国賓来日を見据えた環境整備を進める狙いがある。

 日本側は会談で、防衛当局幹部によるホットラインの早期開設に向け協議を加速させたい考えだ。昨年6月に始まった相互通報体制「海空連絡メカニズム」に基づき、自衛隊と中国軍が偶発的に衝突する事態を回避することを目指す。