【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン次期欧州委員長は27日、フランス・ストラスブールの欧州議会で、欧州は2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「世界初の大陸となる」と強調した。12月1日の就任に向け、世界の気候変動対策を主導するEUのトップとして「健全な地球と人々、経済のために」尽力するなどと抱負を語った。

 フォンデアライエン氏はベネチアの高潮やポルトガルの山火事、リトアニアの干ばつなどが近接した時期に続発する事態を目の当たりにし、気候変動は欧州の「存亡に関わる」問題だと指摘した。