第61次南極観測隊の本隊が27日、経由地のオーストラリアに向け飛行機で成田空港を出発した。先行して12日に東京を出港した南極観測船「しらせ」に豪西部フリマントルで乗り込み、南極の昭和基地を目指す。基地への到着は来年1月上旬を予定している。

 第61次隊は、気候変動によって融解が懸念されている南極の「トッテン氷河」を集中的に観測する。昭和基地の周辺でも池の底の堆積物を採取し、昔の南極氷床の状態を探る。

 第61次隊の構成は、夏隊約40人と越冬隊約30人の計約70人。その他に高校教員や共同通信記者ら約20人も同行し、大半はしらせで昭和基地に向かう。