原子力規制委員会は27日、前身の原子力安全・保安院や文部科学省などから引き継いだ行政文書のうち、約9300件が所在不明だと明らかにした。放射性同位元素に関する届け出資料などで「紛失や誤廃棄はない」として所在確認や文書リストの精査を進めている。

 規制委によると、2012年発足後に前身から文書を引き継いだ。約10万1千件分としてリストに登録し、現物と突き合わせたが、うち約9300件は、どこに移動したかを控え忘れ保管先が分からなくなったという。

 他にリストに登録されたのに現物の存在が確認できない文書も約9100件あり、登録自体に不備があった可能性があるという。