大阪市の小学6年女児誘拐事件で、自称派遣社員伊藤仁士容疑者(35)が、栃木県小山市の自宅にいた茨城県の女子中学生(15)を別名で女児(12)に紹介していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。伊藤容疑者も自身の氏名を女児に明かしておらず、身元が特定されるのを避けようとしたとみて大阪府警が調べている。

 捜査関係者によると女児は、女子中学生と会った際に伊藤容疑者から「千葉から来た『きなちゃん』と紹介された」と話している。「きなちゃん」について「伊藤容疑者が付けた呼び名だと聞いた」と説明している。