5月に川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件を受け、文部科学省が全国の小中学校約3万校を対象に、登下校時の集合場所などの点検を進めていることが27日、分かった。結果を集約し、今後の対策に生かしていく方針だ。事件は28日で発生から半年。

 昨年5月に新潟市で下校中の小2女児が殺害された事件を教訓に、国は「子どもを1人にしない」との観点で対策を取ってきた。だが川崎の事件では、保護者らの目があるスクールバス停留所で、男(51)が児童らを包丁で次々に襲った。さらなる対策の強化が急務となっている。