2009年に佐川急便(京都市)の配送業務に従事していた委託契約の男性=当時(51)=が病死したのは長時間労働が原因だったとして、遺族が同社に約4500万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことが27日、分かった。同日地裁(金地香枝裁判長)で第1回口頭弁論が開かれ、会社側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、男性は佐川急便と「運送業務委託契約」を結び、02年から業務に従事していたが09年9月、脳内出血で死亡した。死亡前6カ月の平均時間外労働は、厚生労働省の定める労災認定基準(発症前6カ月間で1カ月当たりおおむね80時間超)を大幅に超える約151時間だった。