原子力規制委員会は27日の定例会合で、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に必要な安全対策をまとめた審査書案を了承した。これにより事実上、審査に合格したこととなり、東日本大震災の被災原発としては日本原子力発電の東海第2原発(茨城県)に続き2基目。津波対策として国内の原発で最も高い防潮堤を建設している。2013年12月の申請以来、審査には約6年を要し、今後の意見公募などを経て正式合格する見通し。

 実際の再稼働は、安全対策工事が終了する予定の20年度より後を見込むが、想定通りに進むかどうかは不透明だ。