豚コレラ(CSF)などの対策強化に向け、農林水産省が検討している家畜伝染病予防法改正案の概要が26日、分かった。都道府県が農家に対し衛生管理強化の勧告や命令を迅速に出す仕組みに加え、これらの勧告や命令について国が都道府県に指示できるといった国の関与を強める制度の導入を調整している。

 アジアで猛威を振るうアフリカ豚コレラ(ASF)の侵入時は発生農場周辺の健康な豚も対象とする「予防的殺処分」を可能とし、口蹄疫に限ってきた措置を拡大する。早ければ来年の通常国会に改正案を提出する。