桐島 正也氏(きりしま・まさや=元商社員、日本とインドネシアの戦後史の生き証人)23日、呼吸器系疾患のためジャカルタの病院で死去、87歳。関係者が明らかにした。

 東京都出身。東日貿易の社員として59年、訪日したインドネシアの初代大統領スカルノに、後に大統領夫人となるデヴィ夫人を紹介したとされる。60年にジャカルタ支店長として赴任後は、スカルノの信頼を得て賠償ビジネスに関わった。両国の戦後裏面史の生き証人として知られ、故深田祐介氏の小説「神鷲(ガルーダ)商人」の主人公のモデルにもなった。(ジャカルタ共同)