「自分の気持ちを抑え込まないで。分かってくれる人は必ずいるから、声を上げて相談して」

 愛知県西尾市で1994年11月、同市立中2年の大河内清輝さん=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから27日で25年となるのを前に、父親の祥晴さん(73)が取材に応じた。息子を救うことができなかった悲しみを振り返り、いじめを防ぐためには「子どもたちがいじめについて考える場を、もっと作ってあげるべき」と訴える。

 「どうして気付いてあげられなかったのか…」。清輝さんの命を守れなかった後悔や反省の思いは今でも変わらない。命日を迎えるたび、亡くなる前の思い詰めた表情を思い出す。