東京電力福島第1原発事故による避難指示区域のうち、福島県富岡町が来年3月に先行解除を目指しているJR夜ノ森駅周辺について、町が独自に設置した除染検証委員会は26日、「線量は低減しており、人が安全に通行できる状態」との報告書を町長に提出した。

 町は来年3月までに予定されているJR常磐線の運転再開に合わせ、同区域のうち駅と周辺の道路計約1・1キロの先行解除を目指している。宅地などへの立ち入りは引き続き制限される。

 報告書を受け取った宮本皓一町長は「先行解除を足がかりに、町内全ての避難指示を解除できるよう国に要望していきたい」と話した。