鹿児島県・奄美大島で、シイの木の根元に寄生する植物「ヤッコソウ」が、ピンク色がかった乳白色の姿をのぞかせている。「奄美自然観察の森」(龍郷町)によると、例年11月中旬ごろから見られる初冬の風物詩で、12月中旬ごろまでが見ごろという。

 ヤッコソウは葉緑素を持たず、高さは3センチ前後。「やっこさん」のような姿が名前の由来になっている。上部の雄しべが帽子のような筒状になるのが特徴で、下部にはうろこ状の葉がある。少しずつ茶褐色から黒色に変わっていく。

 自然観察の森では10カ所以上で確認されている。