埼玉県宮代町立百間小学校の滑り台が、国の登録有形文化財になることが決まった。設置されたのは1926年で、大正時代に鉄筋コンクリートで作られた滑り台の現存例は希少と評価された。何度も修理し、児童に親しまれてきた現役の遊具で、登録後も今まで通りに使われる。

 11月中旬、昼休みを迎えた児童が校庭の滑り台に駆け寄り、あっという間に順番待ちの列ができた。歓声を上げ、繰り返し並ぶ子も。2年の早水玲奈さん(8)は「スピードが出て楽しい。文化財に登録されると聞いてびっくりした」。

 高さ約3メートルで斜度は約30度。滑走面はコンクリートに玉石などを混ぜて磨いている。