【モスクワ共同】日露戦争中の日本海海戦に参加、島根県沖で沈没したロシア・バルチック艦隊の輸送艦「イルティッシュ号」のロシア人船員の子孫と、当時船員の救出に当たった住民の子孫が25日、114年を経てモスクワで対面した。

 対面したのは輸送艦に乗船していた中尉の子孫に当たる在ロシア米国商工会議所のアレクシス・ロジャンコ会頭(68)と、救助した住民の子孫の小川斉子さん(41)=島根県江津市。

 対馬海峡で日本艦隊の砲弾を受けたイルティッシュ号は、自力航行できないまま1905年5月に江津市沖に漂着。投降しボートで脱出した260人以上の乗組員を地元住民が救助した。