北海道旭川市の愛生病院で、薬剤師の資格がない薬剤助手が、医師に最終確認せずに薬を棚から取り患者に渡すなどの調剤業務を行っていたことが25日、分かった。無資格調剤は少なくとも今年7月までの約3年間行われ、患者は延べ279人に及ぶが、調剤ミスなどによる実害は確認されていない。

 厚生労働省によると、処方した医師が患者に薬を渡す前に確認すれば、無資格者でも指定された薬を棚から取ったり数や種類をそろえて患者に渡したりするなど一部業務に限り調剤できるが、同病院では医師の最終確認を怠っていた。