旭化成は25日、腎移植手術患者向けの免疫抑制剤を販売する米国の製薬企業、ベロキシスを約1432億円で買収すると発表した。ヘルスケア事業の売上高を2025年度に6千億円とほぼ倍増させる目標に向け、市場の拡大が見込まれる米国事業を強化する。

 ベロキシスを保有する企業に対し、デンマークの旭化成子会社が株式公開買い付け(TOB)を12月中に開始し、20年2月の完了を目指す。ベロキシスの18年12月期の売上高は3900万ドル(約42億円)。19年12月期は7500万~8200万ドル(約81億~約89億円)に伸びると予想する。