スポーツクライミングの東京五輪出場基準を巡る混乱の中、五輪予選(28日開幕)に臨む日本勢が25日、開催地のフランスへ出発した。羽田空港で取材に応じた男子の藤井快は「割り切っている。優勝を目指して練習してきた」と語った。

 日本協会の選考方法では五輪予選の出場選手にも五輪代表入りのチャンスがある。だが国際連盟が新たに示したという基準の解釈では、代表の男女各2人は8月の世界選手権で既に確定し、代表入りの前提となる参加資格を五輪予選で得られない見通し。女子の森秋彩は「五輪に向けて頑張ってきたので、今まで何をしてきたのだろうという気持ちになった」と明かした。