私生活を記録した動画、価格はいくら―。新興企業が、自宅に設置したカメラで撮影した1カ月間の「私生活データ」を20万円で買い取る実証実験を25日、始めた。専門家からは批判も出ている。

 「もともとプライバシーを放棄した方が社会が効率化し良くなるのではないかと考えていた」。男性会社員(24)は実験に応募した理由を話す。ワンルームの部屋など3カ所にカメラを設置し、音声も記録する。

 実験主導はプラズマ(東京)。生活の断面を動画検索できる事業を構想する。

 静岡大の高口鉄平准教授(情報通信経済学)は「個人の意思決定には限界があり、後悔することもある」と指摘した。