茂木敏充外相と中国の王毅国務委員兼外相は25日午後、東京都内の飯倉公館で会談した。これに先立ち、両政府は日本産牛肉の対中輸出再開の前提条件となる「動物衛生検疫協定」に署名した。茂木氏は会談で、デモ隊と警官の衝突で混乱が続く香港情勢を巡り「大変憂慮している。一日も早く平和裏に事態が収束することを期待する」と伝えた。王氏は「中国の内政問題だ」と説明した。

 中国は日本での牛海綿状脳症(BSE)発生を受けて2001年から日本産牛肉の輸入を禁止。協定署名により、早ければ来年再開される見通しが強まった。茂木氏は会談で「早期解禁を強く期待する」と述べた。