キリンホールディングス(HD)は25日、オーストラリアの子会社ライオンの飲料事業を中国蒙牛乳業に売却すると発表した。売却額は約456億円。キリンは収益改善に向けた構造改革を進めており、オセアニア地域では、不振の飲料事業を整理してビールなど酒類事業に注力する。

 2020年上半期に手続きを終える見通し。キリンは「売却により16~18年の中期経営計画で掲げていた低収益事業の再生と再編が全て完了した」と説明した。19年4月にはライオンの飲料事業について約571億円の減損損失を計上すると発表していた。

 ライオンは酒類や飲料を展開する総合飲料会社。