三重県は25日、建設残土の県内搬入を規制する条例案を県議会に提出した。投棄業者に事前の住民説明や県からの許可取得を義務付け、違反行為には罰則も設ける。県によると、主に首都圏から運び込まれた土砂が山林や農地に投棄され、高さ20メートル以上に積み上げられた場所もあり、崩落の危険性が指摘されていた。

 同様の条例は23府県が制定しており、県は12月中の成立、来年4月の施行を目指す。

 県南部の尾鷲市と紀北町で、長島港(同町)などから陸揚げされた残土がトラックで運び込まれ投棄されていた。多くは有害物質を含まないため規制する法律がなかった。