古都に年の瀬の訪れを告げる歌舞伎公演「吉例顔見世興行」を前に、大入りを願って歌舞伎役者の名前を書き入れた看板を劇場正面に掲げる「まねき上げ」が25日、京都市東山区の南座で行われた。

 太く丸みを帯びた「勘亭流」という独特の書体には「劇場に隙間なく客が入るように」と、大入りへの願いが込められている。

 公演は30日から12月26日まで。坂田藤十郎さんら東西の人気俳優が顔をそろえ、昼の部の「仮名手本忠臣蔵」七段目では、片岡仁左衛門さんが親子孫3代で共演する。