名古屋市で開かれた20カ国・地域(G20)外相会合は23日、2日間の日程を終えて閉幕した。全体会合では自由貿易体制の維持に向け、機能不全が指摘される世界貿易機関(WTO)改革を迅速に進める切迫感を共有した。デジタル経済の国際的なルールづくりでG20が主導的役割を発揮していく方針も確認した。

 議長を務めた茂木敏充外相は会合で、日米貿易協定や環太平洋連携協定(TPP)といった経済連携について「多角的貿易体制を補完し、国際的に質の高いルールづくりが進む」と意義を強調した。