アイヌ語を学ぶ人々による弁論大会「イタカンロー」が北海道千歳市で23日開かれ、東京都や静岡県などから参加した36人が日ごろ磨いたアイヌ語の物語や歌を披露した。

 イタカンローはアイヌ語で「話そう」の意味。参加者が発表前に「イランカラプテ(アイヌ語でこんにちは)」とあいさつすると、会場も「イランカラプテ」と返すなど終始和やかな雰囲気の中で行われた。

 口承文芸部門で最優秀賞を受賞した千歳市の中村勝信さん(75)は「千回くらいテープを聞いて練習したのがよかった」と笑顔だった。