ゼネコンの安藤ハザマ(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、2018年3月期までの5年間で約2億5千万円の所得隠しを指摘されていたことが23日、関係者への取材で分かった。社員が下請け業者に架空発注するなどして裏金をつくり、接待などに充てていたという。

 他の経理ミスなどと合わせた申告漏れ総額は約3億円で、重加算税を含む追徴税額は1億数千万円。

 関係者によると、東北支店や首都圏建築支店、大阪支店の社員約20人が14~18年ごろ、下請け業者に、除染などを架空や水増し発注。代金を振り込んで現金で戻させるなどして、私的な飲食などに流用していたとみられる。