政府は22日、11月の月例経済報告を発表した。国内景気の判断を据え置いた一方で、世界景気の判断を3カ月ぶりに下方修正し「全体としては緩やかに回復しているが、そのテンポは鈍化している」とした。

 世界景気の下方修正は、米中貿易摩擦の長期化で、主要国・地域の貿易や生産の不調が鮮明になってきていることを反映した。国別では中国やドイツの判断を引き下げ、世界的に国内総生産(GDP)成長率の伸びの鈍化も続いているとした。

 国内景気は「輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかに回復している」との文言を維持した。