【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリンの病院で19日夜、ワイツゼッカー元ドイツ大統領(2015年死去)の息子で医師のフリッツ・フォン・ワイツゼッカー氏(59)がドイツ人の男(57)に刺殺された。

 男は現場で拘束され、当局者は20日、犯行動機について「ワイツゼッカー家への反感が背景にあったとみられる」と述べた。男が精神疾患を抱えていた可能性もある。

 ワイツゼッカー元大統領はナチス・ドイツの戦争責任を直視するよう国民に呼び掛けたことなどで知られる。

 事件当時、フリッツ氏は院内で病気に関する講演を終えたばかりで、聴衆の中にいた男に刃物で刺されて死亡した。