京都市の門川大作市長は20日の記者会見で、市中心部での宿泊施設の急増について「市民の安心・安全や、地域文化の継承を重要視しない宿泊施設の参入を今後はお断りしたい」と述べた。オフィスや住宅の需要が高まっているとして「(誘致方針からの)大転換で、覚悟を決めてお断り宣言した」と説明した。

 市では、観光客急増で公共交通機関が混雑するなど、市民生活に影響を及ぼす「オーバーツーリズム」が問題化。門川市長は「京都は観光のための都市ではなく、市民の暮らしを大事にしなければいけない」と指摘した。