同名のミュージカルを映画化した「キャッツ」の日本語吹き替え版製作発表会が東京都内で開かれ、俳優の葵わかな、山崎育三郎、大竹しのぶらが登場した。

 主人公の白猫役の葵は「観客をキャッツの世界へいざなうキャラクターを精いっぱい演じたい。猫が大好きなので、そういう意味でも作品に関わることができて幸せ」と意気込んだ。

 山崎は猫たちのリーダー役。作品のテーマである「一生に一度のチャンス」について問われると、3月20日に東京ドームで行われた米大リーグ開幕戦で国歌独唱をした場面を挙げ「一生忘れられない思い出」と振り返った。

 小学6年生まで野球少年で「いつかイチローさんに会いたい」と熱望していた山崎。「バックスクリーンにイチローさんの顔が映った瞬間に呼吸が浅くなってしまい、6割くらいでしか歌えなかったんです」と悔しがった。

 大竹は、英俳優ジュディ・デンチがオリジナルキャストの長老猫役。かつて演出家の故蜷川幸雄さんから「将来のジュディ・デンチになれ」と言われたエピソードを披露し「声だけとはいえ、演じられる喜びを感じています」と語った。

 映画は来年1月24日公開。他に高橋あず美、秋山竜次、森崎ウィン、大貫勇輔、音楽プロデューサーの蔦谷好位置が出席した。