最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は、大阪府門真市の住宅で2016年、面識のない男性を刺殺し、その子ども3人に重軽傷を負わせたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職坂部(旧姓小林)裕真被告(27)の上告を棄却する決定をした。10月31日付。統合失調症の影響で心神耗弱状態だったと認定し、懲役30年とした一、二審判決が確定する。

 判決によると、被告は16年10月19日未明、大工川上幸伸さん=当時(43)=宅に侵入し、2階で寝ていた川上さんを短刀で約30回突き刺して失血死させた上、長女と次女、長男にも切り付けた。

 被告は妄想型統合失調症と診断された。