柴犬のルーツとされる犬「石号」の出生地、島根県益田市の美都町地区で2日、石号の生前の姿を再現した石像の除幕式が開かれた。柴犬の「聖地」をアピールして地域おこしにつなげる狙いだ。

 石号が生まれ育った住宅前で関係者らが白い幕を引くと、真新しい灰色の石像がお目見え。出席した住民らが歓声を上げた。

 石号を研究する島根県江津市の河部真弓さん(62)によると、石号は1930年11月2日に同地区で生まれ、猟犬として飼われていた。日本古来の犬の保存を目指していた男性が引き取り、その後、血を引く犬が全国に広まった。

 石像の制作は地元住民らが企画した。