【シドニー共同】大規模な森林火災が続くオーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の最大都市シドニーでは19日、煙霧が空を覆い、大気汚染が「危険」レベルに上昇した。地元メディアは、微小粒子状物質「PM2・5」の大気汚染指数でインドの首都ニューデリーに匹敵する悪さだと伝えた。

 同州が11日に発令した1週間の非常事態宣言の期間は過ぎたが、火災は終息していない。19日は気温が上がり風も強く、消防当局によると約50カ所で火災が続いた。保健当局は、煙霧を避けるため特にぜんそくなどの持病がある人は外出せず、自宅で窓を閉め切って過ごすよう呼び掛けた。