北海道白老町に来年4月に開設されるアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の慰霊施設に、全国12大学が保管するアイヌ民族の遺骨が順次移されていることを受け、札幌医科大は19日、遺骨の研究の一部が倫理に反していたなどとしてアイヌに対する謝罪の声明を発表した。

 声明では「遺骨研究は、アイヌへの説明と同意の手続きに今日の研究倫理の観点から適切とは言えないものがある」とし「研究者のアイヌ文化や宗教的儀礼に関する理解が十分ではなかった」と釈明、「深く反省し、アイヌの苦痛と苦難に対しおわび申し上げる」とした。