安倍晋三首相の在職日数が20日、第1次内閣を含めた通算で2887日となり、戦前の桂太郎を抜いて憲政史上歴代1位となる。記録の達成を目前にして公選法違反疑惑で2閣僚が辞任。首相が主催する「桜を見る会」の問題では公私混同と批判を浴び、長期政権の「緩み」が露呈した。自民党総裁としての任期は残り2年を切った。デフレ脱却や憲法改正、北朝鮮による拉致問題など残る政策課題の実現に意欲を示すが、成果は見通せていない。

 首相は06年に就任。当時は52歳で戦後最年少だった。第1次内閣は約1年で幕を閉じた。12年の衆院選で政権を奪還した後、7年近く首相の座を維持している。