【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正恩朝鮮労働党委員長が軍の「8月25日水産事業所」や日本海側の江原道通川に新たに建設された水産加工工場を視察したと報じた。金氏は冷凍貯蔵庫の魚を見て「今年は農業も大豊作だが、水産も大豊漁になりそうだ」と満足の意を表したという。

 国連食糧農業機関(FAO)などは北朝鮮の農業生産が近年落ち込んでおり、深刻な食料不足に陥る恐れがあるとして国際社会に支援を訴えている。金氏の発言はこうした外部の分析を打ち消し、国内経済の堅調ぶりをアピールする意図もありそうだ。