沖縄返還で合意した1969年11月の日米首脳会談直後、当時のニクソン米大統領が、日米交渉を主導したキッシンジャー大統領補佐官に対し、有事における沖縄への核兵器再持ち込みの密約について「非常に満足」との認識を示していたことが機密解除された米公文書で分かった。

 佐藤栄作首相は国際政治学者若泉敬氏を密使に立て、キッシンジャー氏を相手に交渉。非核三原則に反する核再持ち込みを容認する秘密合意議事録を作成し、首脳会談で合意したことが判明している。文書は琉球大の我部政明教授がカリフォルニア州のニクソン大統領図書館で10月に入手した。