【バンコク共同】タイの火力発電所建設を巡る三菱日立パワーシステムズ(MHPS、横浜市)による贈賄事件に絡み、タイ国家汚職追放委員会は14日までに、地元港湾当局の高官ら4人が2千万バーツ(約7100万円)の賄賂を要求したと明らかにした。

 事件では、日本で初めて司法取引制度を適用。東京地裁は9月、不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)罪に問われたMHPSの元取締役に懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。元取締役は控訴した。

 国家汚職追放委員会によると、4人は2015年、入港した資材運搬船の大きさが違反していると指摘、黙認の代わりに賄賂を要求した。