衆院憲法審査会は14日午前、9月に欧州4カ国を訪れた与野党議員団の視察報告に関し、議員同士で今国会2度目の自由討議を行った。憲法改正へ議論促進を目指す自民党に対し、野党は「急いで改憲案をつくる必要があるのか」(国民民主党の奥野総一郎氏)と慎重で、改めて温度差が浮き彫りになった。

 憲法審に先立つ幹事会で、与党は改憲手続きを定めた国民投票法の改正案に関し、21日の質疑と採決を提案したが折り合わず、与党が目指す今国会成立の見通しは立っていない。

 自民党の船田元氏は「憲法審は政局の影響を受けないようにするのが理想。現実のものとするのが与野党の責任だ」と主張した。