「1票の格差」が最大3・00倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反し違憲だとして沖縄、広島、山口各県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、福岡高裁那覇支部と広島高裁は13日、いずれも「合憲」と判断し、請求を棄却した。

 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に計16件起こした一連の訴訟で13、14件目の判決。これで「違憲状態」2件、「合憲」12件となった。

 那覇支部の大久保正道裁判長は、公選法改正で格差が縮小したことや、引き続き検討に努めるべきだとの付帯決議がなされたことを「格差是正実現への姿勢が示された」と評価した。