大学入学共通テストへの英語民間検定試験導入の見送りを受け、東大で入試を担当する福田裕穂副学長は11日の記者会見で、2020年度に実施する東大入試について「民間試験の成績や英語力を証明する高校の書類の提出を、出願要件とするのは難しい」との見解を示した。学内で協議した上、できるだけ早く正式な方針を公表するとも述べた。

 東大は昨年9月、受験生に求める英語力の基準は、語学力の国際標準規格「CEFR」の「A2」レベルとする基本方針を公表。居住地や経済力によって民間試験の受験機会が左右されることを問題視し、高校の書類などでも代替できるなどとしていたが方針転換になる。