東京電力は11日、福島第1原発1、2号機の共用排気筒(高さ約120メートル)の解体作業に使う切断装置の一部が破損したと発表した。

 解体の準備作業を行っていた11日午前0時10分ごろ、切断装置をクレーンでつり上げるためのワイヤが装置の突出部に引っ掛かっていたにもかかわらず、そのまま巻き上げたため、装置の一部が折れ曲がった。

 作業開始時、ワイヤはたるんでいた状態で、見守り役の作業員が巻き上げ時に引っ掛かりに気付き、クレーンの操作員にストップするよう伝えたが、間に合わなかった。

 切断装置の中枢部分の機能に影響はなく、破損部分を修理する。