【エルサレム共同】1994年にイスラエルとヨルダンが結んだ平和条約に関連し、イスラエルに認められたヨルダン領の土地2カ所の使用権が10日、期限切れを迎えた。ヨルダンのアブドラ国王は、土地2カ所について「完全な主権」の回復を宣言した。パレスチナ問題が進展しないことなどを理由に、ヨルダンで使用権打ち切りを求める声が高まっていた。

 アラブ諸国のうち、ヨルダンはエジプトとともに、イスラエルと国交を持つ。しかし今回の措置で、イスラエルとヨルダンの関係が悪化する可能性がある。イスラエルは土地の使用権を認める賃貸契約の延長を望んでいる。