長崎の被爆者でつくる合唱団「被爆者歌う会ひまわり」の発足15周年を記念したコンサートが10日、長崎市の浦上天主堂で開かれた。核兵器廃絶への願いを歌った代表曲「もう二度と」などを熱唱し、集まった約300人の聴衆に平和の尊さを訴えた。ひまわりは、24日に長崎を訪れるローマ法王フランシスコの前でも合唱を披露する予定。

 「もう二度とつくらないで 私たち被爆者を あの忌まわしい日を 繰り返さないで」。平均年齢が約80歳の会員24人は、ステージ上から懸命に声を響かせた。つえをついたり、椅子に座ったりしながら歌う人もいて、曲が終わるたびに客席は万雷の拍手で応えた。