国内外の防災の専門家や企業、市民が集まる「世界防災フォーラム」が10日、仙台市で開かれた。東日本大震災の経験や防災に関する最新知見を共有する狙いで、2017年に続き2回目。岩手、宮城、福島県の国立大の3学長が復興への取り組みを報告した。

 東北大の大野英男学長は震災直後に新組織を設けて津波の浸水予測システムの開発や、被災者の心のケアに当たる臨床宗教師の養成を進めてきたと紹介。「われわれの経験を『災害科学』として世界で使ってほしい」と話した。

 世界防災フォーラムは12日までの3日間、防災教育や震災伝承をテーマにした54の分科会が開かれる。