NHKの契約者名簿の情報を基に高齢者がキャッシュカードを盗まれたとされる事件で、NHKから集金業務を委託されていた会社の社長藤井亮佑容疑者(29)=名古屋市昭和区、窃盗容疑で逮捕=が「約30人の情報を実行役の男に伝えた」と供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 愛知県警は、これまでに被害が確認されている2人以外にも、カードなどを盗まれた人がいないか調べている。

 捜査関係者によると、藤井容疑者は名簿から高齢の女性とみられる名前を選び、実行役の無職大浦悟被告(21)=同県長久手市、窃盗罪で起訴=に口頭で伝えたと供述している。