【プノンペン共同】カンボジアで政府転覆を図ったとして国家反逆容疑で2017年に逮捕・訴追され、自宅軟禁中の野党指導者ケム・ソカ氏について、司法当局は10日、軟禁を解除した。日常的な行動の自由は回復するが、政治活動や海外渡航は引き続きできない。

 捜査が終わったことを受けた措置で、近く初公判が開かれるとみられる。欧米諸国や人権団体は不当捜査だとして刑事手続きの終結や政治的権利の回復を求めている。

 ケム・ソカ氏は、約4年の国外生活を切り上げ9日の帰国を予告していたもののフン・セン政権に妨害されたサム・レンシー氏と並ぶ野党勢力のリーダー。